第197号【親子で出かけよう!夏のハウステンボス】

 子供たちの夏休みも1週間が過ぎました。元気いっぱいの彼らを早くももてあましている親御さんのために、「夏のハウステンボス」をご紹介します。コマーシャルでご存知の方もいらっしゃるように、ハウステンボスは今、本場ヨーロッパの洗練された空間やサービスをどんどん取り入れ、より魅力的な「ヨーロピアン・リゾート」をめざして「変身中」です。この夏は、そんなテーマをかかげる新生ハウステンボスのスタートとあって、期待を裏切らない素敵な催しが目白押し。今回は特に親子が楽しめるものをピックアップしました。この暑ささえも素敵な思い出に変わる楽しい時間が待っていますよ。




 まず、親子でぜひ訪れていただきたいのが、ハウステンボス美術館で開催中の「ディック・ブルーナー展」です。「ミッフィー」に代表されるシンプルな線と明るい色彩で描かれたキャラクターは、きっとどこかで見たことがあると思います。公開されているのは、このキャラクターを生み出したオランダを代表するアーチスト、ディック・ブルーナー氏の絵本や原画、青年時代のグラフィックのデザイン画、絵画など約1300点です。かわいくて微笑ましいその絵の中に、作家の厳しいこだわりと、信念が込められていました。とにかく見応えたっぷりで、ミッフィーが世界中で愛されている理由がわかるようです。




 夏の海を楽しみたいという方々には、帆船「観光丸」での洋上クルーズがおすすめです。大村湾の美しい景色を楽しめるだけでなく、デッキでのロープワークも体験できるとあって、親子連れに人気です。大村湾クルーズは、ヨットやボートなどでも行われています。好みのスタイルで海へ乗り出してみませんか。




 この夏のハウステンボスでは、太陽の下で元気に遊ぶ子供たちを大勢見かけることができます。運河では、「バンパーボート」というタイヤのような丸い形をしたボートに乗ってはしゃいだり、広場では地面から噴き出す噴水や霧を浴びて笑顔いっぱい。人口の雪を積もらせた「サマースノーランド」では、炎天下で雪だるまづくりに夢中になる子など、エキサイティングで、涼しい遊びが街のあちらこちらに用意されています。




 街の一角には、人気のテレビアニメ「マシュマロ通信(タイムス)」の世界を再現した「マシュマロタウン」もオープンしました。手作りドーナツがおいしい「ドーナツショップ」や「シナモンの占いの館」、グッズ販売、ゲームなど、お楽しみが満載の賑やかなタウンです。


 夏休み期間中(~8月31日)毎日、日替わりで、ビーズストラップや万華鏡、麻ひも手提げ、手作りカレンダー、アロマ石鹸などの手作り体験ができる「SUMMERワークショッププログラム」(1プログラム1000円)も、親子に好評です。約1時間ほどで、手作りの作品を仕上げることができます。これを利用して、夏休みの図工の宿題を仕上げるのもいいかもしれません。その日によって、作品のアイテムが変わるのでチェックして参加してくださいね。



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