第181号【ハウステンボスのチューリップ祭】

 春のポカポカ陽気に誘われて、ハウステンボス行きのバスに乗り込み、「チューリップ祭」(~4/11迄)へ行って来ました!(^^)/




 長崎駅前発、所要時間1時間、料金片道1,350円 「チューリップ祭」は、ハウステンボスの春の恒例イベントです。広々とした運河と水車と畑一面に咲き誇る100万本のチューリップは、何度見ても新鮮な感動があり、毎年楽しみにしている人も多いよう。スイセン、ヒヤシンス、パンジー、ムスカリといった他の春の花々も素敵に植え込まれ、我が家のガーデニングのヒントが街角にいっぱいありました。


 ちょうど春休みということもあり、親子連れや卒業旅行らしき女の子のグループが目立ちます。とにかく絵になる風景ばかりなので、花畑をバックにポーズをとる人があちらこちらに。皆、のどかな自然を満喫してにこやかな表情をしています。




 今年のチューリップ祭の見どころは、パレスハウステンボス(オランダの宮殿を再現した建物)の前庭で行われている「チューリップコレクション」です。原種系や希少な品種も含む250種5万本のチューリップが植えられています。この庭園は、夕方6時には美しくライトアップされ、昼とはまた違ったロマンチックな表情のチューリップが楽しめます。




 パレスハウステンボス内にあるハウステンボス美術館では、「浮世絵入門展」(~4/18迄)を開催中でした。葛飾北斎や安藤広重などで知られる江戸時代の風俗画、浮世絵は、簡潔な色彩配置、大胆な構図など独特の美しさを持ち、ゴッホをはじめとするヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えたといわれています。浮世絵に描かれた名所や歌舞伎役者、女性、四季の暮らしといったものから、簡素ながらも心豊かな時代の日本の姿が感じられました。


 場内の各レストランなどではチューリップ祭限定のメニューもいろいろあるようです。今回は長崎産の「とよのかいちご」をたっぷり使ったワッフルセットをいただきました。まさにスィートな春のおいしさです。




 中心部にあるアレキサンダー広場では、街路樹として植えられた中国原産の白モクレンが、大きな純白の花を咲かせていました。今年は、例年より開花が少し早かったそうです。ヨーロッパの街並と東洋の花が見せるこの時期だけの美しい競演。その壮観な景色に大勢の人が見入っていました。



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