第159号【とろけて、うっとり。ハウステンボスのおいしい秋。】
この秋、リニューアルしたみろくやのホームページに合わせて、当コラムも気分一新。これから新設「みろくや編集室」が総力を上げてお届けします。どうぞ、よろしく!
第一弾は、秋の「ハウステンボス」をご紹介します。ちょうど今、うっとりするような秋の花々に包まれて、おいしい料理をたーんと味わえる、「秋のフラワーカーニバル」を開催中(11/4迄)です。\(^^)
おすすめの見どころは、運河に浮かぶ「花の名画」です。
これは水上花壇を巨大なキャンパス(縦10m、横7、2m)にして、マネの「ウィーン娘」やフェルメールの「青いターバンの女」といった世界の名画をマリーゴールドやベゴニアなどの秋の花々で再現。うっとりするような見事な出来映えです。
スペインからやってきた実力派フラメンコチームによるショーも見逃せません。本場ならではの情熱的なステップと、哀愁が漂う歌声。まさに芸術の秋にふさわしいひとときを楽しめます。
グルメ心をおおいに刺激する、おいしいものもいっぱいです。ハウステンボスはオランダ産チーズの売り上げ日本一を誇るチーズ王国でもあるのですが、この秋は世界のチーズ100種類を揃えて、街をあげて「チーズ祭」が行われています。クリームチーズを使った「カースシェイク」という珍しいドリンクやチーズたっぷりのパスタ料理、種類も豊富なチーズケーキなど、ハウステンボスでしか味わえないチーズメニューが目白押しです!
この秋、球根を植え、春の花壇づくりをはじめようとしている方は、秋植え球根がいろいろ揃った中心広場の「大花市」へお出かけ下さい。特にチューリップは日本一の品揃えと言われるだけあって、珍しい原種のブルーチューリップも手に入れることができましたよ。
ところでハウステンボスは、ご存じのように今年2月、会社更生法の適用を申請しましたが、その後も社員の努力と地元周辺地域の応援により、しっかりと営業は続けられ、先月には新しく投資会社の支援が決定。今後は、百数十億円が投資され新たな「滞在型リゾート」の実現をめざして行くそうです。日本ではまだ未知数のリゾートビジネスの可能性を秘め、注目を浴びるハウステンボス。あなたもその再生の息吹を確かめに出かけてみませんか?