第156号【南山手のレストハウスは清水氏宅】
こんにちは、初秋どころではない暑さが続いていますが、熱中症(熱中毒症らしいですね)かかっていませんか? こんな暑さでは丘の坂道の途中にある、グラバー園を始めとする長崎の洋館巡りなんておすすめできません …なんて…そんなことはないのです。 コミクラ名付けるところのため息のエレベータ(斜行エレベータ、"グラバースカイロード"のことデス。)を利用しないテはありません。 (^∇^) ♪ラクチン
いきなり垂直エレベータを乗りついでグラバー園の裏口(新入場門)の頂上から見学をスタート! 坂道を下りながら洋館見物ができる。あっちょっと待って。 今回お伝えしたいのは、ひっそりと姿を消しそうだった洋館が、 この「ため息のエレベータ」のおかげで南山手の長崎市民の宝物のような地位を獲得するかもしれないってことです。
〈清水氏宅-石造平家建、寄棟造、桟瓦葺-石造平家建の住宅で長崎居留地においては貴重な構造である。 しかし、改良が著しく、復元困難である。玄関ホールを中心にその周囲に諸室を配した平面で、 ベランダを北側と東側の2カ所に設けていた〉と平成2年の調査書にはありますが、 丁寧な工事修理が施されこのたびめでたく南山手レストハウスとして再生となりました。 (^^;食事ハ出来マセン。念ノ為
完成にあたり長崎市では、この洋館の利用方法を募集しています。 旧香港上海銀行やグラバー園での結婚式を提案してきたコミクラとしてはもちろん、 元清水邸を利用したホームウエディングは素敵だなと思うし、 テレビのロケや写真撮影に使用してもらったり、 図書室のある学童保育もいいかな…といろいろ考えこんでしまいますが、 皆さんならどう活用したいですか?
▲市民の活用を待つ
南山手レストハウス
▲改修前の清水邸
▲ため息のエレベーター
"グラバースカイロード"