第133号【長崎は龍の街】

 初めまして!今回からちゃんぽんコラムの新テーマ、★☆ガイドブックにない長崎☆★を担当します、こみくらくみこです。 読んで下さった方が、今よりもっと、 長崎のことが好きになっちゃうような‥そんなお話をお届けできたらシアワセ です。どうぞ、よろしくお願いします。(^0^)/


 思案橋の街灯・ダムのシンボル・ちゃんぽんの丼・神社。この4つに共通す るもの!何だか、わかりますか?実は、「龍(竜)」なんですよ。他にも、ビ ルの壁、商店街のゲート・おくんちの竜踊りなど…、街を歩けば、りゅうにあ たる?!日本全国探してみても、こんなにりゅうを身近に感じる街はないかも しれません。


 ところで、「竜」と書くと日本の民話や昔話に登場する水神様の化身、ドラ ゴンといえば、西洋の翼のある火を吐くヤツ、龍は中華料理店やちゃんぽん・ 皿うどんを連想しちゃうのは私だけでしょうか?


中国では、龍は古来権力の 象徴とされ、皇帝の住む宮廷の装飾として用いられてたそうです。長崎の竜踊 りは、中国から伝わったものですが、氏神様への五穀豊穣の祈願という点、ど うやら日本の昔話に登場する庶民派の竜のようですね。


 さあ、竜が出るか、龍が出るか、はたまたドラゴンが出るか…暖かい日差し を背中にしょって、あなたも街に出かけて探してみませんか?折りしも大陸か ら風にのってやってきた黄砂と春霞にもやった春の空。こんな日はの~んびり 空を散歩する「りゅう」に逢えるかもしれませんよ。



▲街灯の上に発見



▲町中で見た案内板



▲ガードレールの見事な細工

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