第125号【2003長崎ランタンフェスティバル】
今年で10年目を迎えた長崎の冬まつりは、いつしか“北の札幌雪まつり、 南の長崎ランタンフェスティバル”とまで称されるようになりました。 夕暮れとともに1万2千個のランタンが一斉にきらめきはじめると、 この寒さもどこへやら、皆、明かりに誘われるように街に繰り出しています。 (^∇^)/只今、好評開催中!2/15迄。
▲今年から新設された中央公園
会場(メルカ築町近く)
今年はメイン会場の湊公園(新地中華街そば)と同規模の新会場として中央公園会場(賑町電停そば)も設けられました。 そのせいか毎年たいへん混雑していた新地中華街周辺もスムーズに人が流れています。 会場はこの他、眼鏡橋会場、鍛冶市会場、興福寺会場など町の各所にあります。
▲いろとりどりのランタン
色鮮やかな容姿とアクロバティックな踊りが見事な中国獅子舞、 しなやかな身体で伝統の妙技を次々に繰り広げる中国雑技、そしてお馴染みの龍踊りなど中国の新年を祝う多彩なイベントが各会場で繰り広げられています。 イベント日程は各会場で配布されているリーフレットやホームページを参考にして下さいね。 ( ̄∇ ̄)/人気イベントハ少シ早メニ行クベシ
極彩色の衣装を身にまとい街を練り歩く「皇帝パレード」や「媽祖(まそ)行列」はこのまつり恒例の人気イベントですが、 さらに今年は10周年記念として「中華大婚礼」(2/11、17:20~19:00)が行われます。 これは中国宮廷風の結婚式を再現したもので、 新郎・新婦がのったお神輿を担いで総勢100名がパレードするそうです。 ( ^o^)/媽祖行列ノ蒔キ物ニハみろくやちゃんぽんモアルヨ。
さて、メイン会場で楽しんだ後は近くの唐人屋敷会場へ。 会場の道沿いでは中国茶が振舞われていたり、飲茶を気軽に楽しめるお店もありました。 地元の商店街も通常より長く営業しているようです。 福建会館入口には夜の闇に中国の赤いロウソクが灯って、とても幻想的な雰囲気。 会館の奥から中国民族音楽が聴こえて来ました。 人垣で演奏している人の姿は見えなかったのですが、ランタンの夜にふさわしく、 どこか怪しく切ない悠久の音色を響かせていました。
▲中国音楽の演奏が
行われている福建会館
新たな節目を迎えた10年目のランタンフェスティバル。 各会場をめぐる中で、人の波に飲み込まれるようにして少しずつ進む一台の車椅子利用者の姿がありました。 今後このまつりが少しでもバリアフリー化され、より多くの方をもてなせるように期待を込めて、 『新年快楽&万事如意』!! (^∇^)(訳:あけましておめでとう&願いが叶いますように)
▲ランタン装飾された電車
▲中国の赤いローソク
▲今年の干支羊のオブジェ
▲中国茶をふるまう地元の方