第115号【ライトアップでキラキラ、長崎の歩道】

 10月から長崎の夜の街並が今、あちらこちらで美しくライトアップされています。 これは『夜も歩いて楽しめる観光地・長崎』をテーマにした県の観光事業のひとつ。 JR長崎駅から長崎港沿いの大波止~出島。 そして長崎県庁から繁華街・浜町を結ぶ歩道の各所で、 ロマンチックな光の演出が往来する人々の目を楽しませてくれています。

☆ . 。. : * ・ ° ☆ .。 (*^▽^*)/キレカヨ~


※日没~24時(来年3月末日迄)


 さっそく出島~大波止~浜町周辺を歩いて来ました。 この辺りの光の演出はその世界では著名な照明デザイナーによるものだそうです。 あちらこちらで樹木の形を活かしたライトアップが見られます。 ちなみにライトアップに使用する器具は、樹木や自然環境に配慮したものを使用しているそうです。



▲長崎港と稲佐山


 長崎港・大波止の大型商業施設「夢彩都(ゆめさいと)」近くにある遊歩道(元船町)は、 幹線道路から建物に隔てられた静かな通路で、 その道沿いに植えられた樹木にはイルミネーションの装飾が施され、 一足早いクリスマスのようです。 ( ’ー ’)♪ジングルベルガ、聴コエテキソウ



▲元船町歩道の樹木に

施されたイルミネーション


 出島も夜の暗さと静けさを邪魔しない程度のほどよいライトがあたっていました。 出島の扇型のカーブを描く中島川沿いの白壁が、昼とは違った幻想的な表情で浮かび上がっています。 近くに架かる出島橋も光のお化粧でとびきりの美人に。シンプルモダンなその姿が中島川の川面に揺れて、 これまた素敵です。



▲出島と中島川


 あらためてライトアップされた箇所を見て回りながら感じたのは、光の色や明るさの加減、 そして光をあてられる建物しだいで、ずいぶんいろんな表情が楽しめるものだなということです。


中でも他と違った雰囲気を醸していたのは県庁坂。 他の場所が黄色や白っぽいライトが多かったのに対し、そこはグリーン系のライトが使用され、 どこかクラシカルな雰囲気が漂っています。 (^ー^)グリーンッテ目ニ優シイネ



▲荘厳な雰囲気!?夜の県庁坂


 県庁坂から繁華街・浜町を抜け眼鏡橋のある中島川の石橋群へ。 眼鏡橋、魚市橋、東新橋、すすきはら橋など、 各橋の形を上手くいかしたライトアップが見られ、光の演出者の工夫の跡を感じます。



▲おなじみ、眼鏡橋


 この他、南山手・東山手の洋館などをはじめ浦上天主堂や駅前の西坂公園と26聖人殉教地にも施されています。 これから寒くなるほどに、ますます市民や観光客の心をホットに灯してくれることでしょう。 今回、健康づくりのため、夜のウォーキングをしている人の姿もけっこう見かけました。 ライトアップを楽しみながら歩けるなんて最高です。 ~~~┌( ^ー^)┘イッチニ、っと。



▲石橋群

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