第50号【わくわくサイエンスワールド、長崎市科学館!】
夏休みも早や後半戦。先日、小学3年生になる親戚の男の子が宿題を手伝って欲しいと我が家へひょっこりやって来ました。そういえば昨年の夏も手伝ったっけ。見込まれたものだと内心苦笑しながら、工作も自由研究もまだ手をつけていないという呑気な少年を連れ、油木町にある長崎市科学館へ出かけたのでありました。( ̄ー ̄)取材ノツイデニ・・・
「長崎市科学館」は、「スターシップ」の異名にふさわしく宇宙船っぽい雰囲気の漂う超モダンな建物。科学という広範で複雑な世界を分かりやすく紹介している学習施設です。というと、子供向けと思うかもしれませんが、そんな事はありません。宇宙の誕生から地球の内部の様子、そして長崎の地質や気象、動植物の事まで、盛り沢山の内容。「科学の世界は奥深い」って気になるオモシロイところなのです。( ゜◇ ゜)オドロキの連続ダヨ
▲長崎市科学館(長崎市油木町)
さて館内は夏休みということもあり、たくさんの子供達で大賑わい。展示室へ入ると、長崎の森林を再現したコーナーをはじめ、大昔の長崎に存在したアケボノゾウという大きな動物の骨格、そして気象衛星ひまわりからリアルタイムに情報が送られて来るウェザーステーションなど、子供の興味を惹くネタがいっぱい。ゲーム感覚で楽しめる“体験コーナー“には銀河の広がりを擬似体験できる「宇宙船アドベンチャー号」や自転車をこぎながら太陽系の惑星を旅する「ツール・ド・コスモス」、震度1~7の地震を体験できる「地震体験ステージ」など、有意義なシミュレーションばかりです。(^◇^)遊ビナガラ、学ベル!
▲大昔の長崎にいたアケボノゾウ
▲ウェザーステーションでは
気象情報がリアルタイムに更新
この科学館の大きな魅力のひとつが「プラネタリウム」です。直径23mもある大型ドームの天井周囲いっぱいに、その日の長崎の星空が写し出されます。夜も明るい街中では決して見る事ができない無数の星たち。山や丘など自然の中で見ているような錯角に陥ります。
それにしても星々をつないで神話を生み出した大昔の人々の想像力はすごい。夜空の星には人間の想像をかき立てる不思議な力があるのでしょう。(^ー^)/交互ニ上映サレル全天周映画モ大迫力!
ところでこの科学館では今、「工作工房」を開き、子供達の夏休みの宿題を応援しています。自由参加で料金無料、道具や材料もいらないとのこと。また昆虫や植物など採集したけど名前が分からないという人は、25、26日に行われる「採集品分類会」に参加すれば、ばっちり教えてもらえますよ。
帰り道、親戚の子の手には「工作工房」で作ったグライダーがありました。夏休み、子供達の力強い味方となる長崎市科学館。週末は屋上の天文台で夜間天体観測も行われています。家族でお出かけになってみませんか?(^ー^)カップルにもOK