第35号【長崎ペンギン水族館、オープン!】
花のゴールデンウィーク、皆さんいかがお過しですか?こよみ通りに仕事していた人も明日からはいよいよ4連休!思いきり楽しんで、文字どおり“黄金の日々”を過しましょう! Yeah! o(^o^o)(o^o^)o Yeah!
さてお出かけシーズンの今、長崎でもっとも注目を集めているスポットのひとつが「長崎ペンギン水族館」です。長崎市宿町に先月22日にオープンしたばかりで、毎日大勢の家族連れで賑わっています。この水族館では飼育日本一を誇る7種類(全119羽)のペンギンをはじめ世界最大級の淡水魚「メコンオオナマズ」、長崎県沿岸に棲息する魚たちなど、全部で約180種類、約9千の海の生き物たちを見ることができます。へ(*^o^*)Vちょっとすごい?
▲4月22日にオープンしたばかりの
長崎ペンギン水族館
実はこのペンギン水族館のオープンを、長崎市民はちょっとした感慨を持って受け止めています。それはこの水族館が4年前に経営不振で閉館した「旧長崎水族館」を引き継ぐものだからです。
旧長崎水族館は1959年、原爆復興事業のひとつとして誕生。当初は東洋一の規模の水族館として注目されました。捕鯨船が南氷洋からペンギンを連れて来るなどして、水族館には少しずつペンギンの数が増え、1992年には日本で1羽のコウテイペンギン「フジ」が28年5ヶ月という国内最長飼育記録を残すなどペンギンの水族館として全国的に有名になりました。( ^ __________ ^ )
▲フンボルトペンギン
手を伸ばせば届きそう・・
かわいいペンギンたちやさまざまな海の生き物たちに会え、しかも遊園地も隣接していたこの旧長崎水族館。現在30代以上の長崎っ子の多くはレジャー施設の少なかった子供時代に、この水族館で過した懐かしい想い出を持つ人が多く、閉館を寂しがる声が多く聞かれました。それだけが理由ではないのでしょうが、閉館後も市民による水族館存続の強い要望が起こり、その念願がかなって「長崎ペンギン水族館」はオープンしたのでした。(^-^)//""パチパチ
長崎駅前から「網場・春日車庫前」行きのバスで約30分。「水族館」前で下車すると、そこはのどかな漁師町。新しいペンギン水族館は海に面した場所にありました。旧館から引き継がれたペンギンの高い飼育技術で、現在、39年!で、長寿世界一を更新中のキングペンギン「ぎん吉」さんに会いました。その背中はいかにも長老らしい味わいをにじませています。
▲キングペンギン
この中にぎん吉くんがいるかも?
大型水槽を自由に元気に泳ぎ回るペンギンたちの姿は、まるで飛んでいるかのよう。でも陸地に上がるとヨチヨチ歩きで、いちばん小振りなイワトビペンギンは思わず抱きしめたくなるようなかわいさなのです。ペンギンの習性なのか、数匹が同じ方向を向いて立っている姿は、群れていながら一羽一羽が自立しているような印象でした。水中を泳ぐ為に進化を遂げたペンギンたちは、本当に美しく、愛らしく、訪れた人たちを和ませてくれますよ。
(^^)/GO! GO!