第29号【観光バスに乗ろう!】

 最近、県外ナンバーが目立ちはじめた長崎の街。今年も春の観光シーズンのはじまり、はじまり!ということで今回は、長崎をもっともお手軽に見て回れる観光バスについてご紹介します。\(^.^\)


 観光バスの発着場所は長崎駅の構内にあり、ここから朝9時~昼15時まで1時間毎に1本、そして夕方からは18時、19時の2本、合計9本が毎日運行しています。所要時間は出発する時刻(コース)によって違いますが、だいたい3時間~4時間15分。夕方からの便を除くコースはすべてグラバー園、大浦天主堂、平和公園、原爆資料館等の主要観光スポットを網羅しているので、半日位しか時間がない時や、無駄なくいろんな場所を巡りたいという人には、特におすすめします。^^)good!



▲長崎駅前で出発を待つバス

参加者9人はちょっと寂しかった


 料金は、たとえば10時発(4時間15分コース)は、昼食付きで、大人4260円、小人2060円。昼食のメニューはチャンポンや皿うどん等長崎名物を味わうことができます。また15時発(3時間コース)は大人2150円、小人1020円。いずれも施設入場料金含みで、かなりお得です。(・▽・)リーズナブル!


 試しにと今回、私が乗ったのは夕方6時発の「むらさきの夜遊覧」コース。所要時間3時間20分で、〈平和公園~べっ甲資料館、めがね橋~長崎港近くのホテルで夕食~稲佐山(いなさやま)ロープウェイ〉という内容。食事は和食か洋食のいずれかを選べます。観光案内所で料金の4930円を支払い、目の前に止まっている観光バスに乗り込むと、悠々50名は乗れるようなバスに、参加者はわずか9名。この少なさは、たまたまその日が休み明けの平日だったからとか。乗客はみな県外からの観光客のようで、親子や夫婦、サラリーマン等。夕方からのこの便は出張中のサラリーマンが、せっかく観光地に来たのだからと利用されるみたいです。【“】長崎らしいね。



▲うっすらと暗くなってきた

平和記念像の前で


 観光バスのいいところは、やはりバスガイドさん。ゆっくりとした口調で話す歴史やエピソードは、もう何十年も同じような文面が使われているのだろうと思われ、少々レトロな雰囲気が漂ってなかなか味わいがあります。「長崎の鐘」、「長崎の夜はむらさき」といった昔のヒット曲も飛び出して、隣の座席に座っていた老夫婦は感慨深い表情で、一生懸命拍手をしていました。(∧〇∧)♪こよなく晴れた青空を~


 ホテルでの夕食は、和風のカウンター席で。今回は偶然にも全員が和食を選んでいたらしく、9つの膳が並べられていました。新鮮なアジの姿造りや豚の角煮、揚げ物、茶わん蒸しなど、長崎の郷土料理・卓袱料理風の品々がズラリ。お隣に座っていた新潟のミセスも「こんなお食事が付いて、お得ですよね」と満足げ。最後にロープウェイで稲佐山に登って見たむらさき色の長崎の夜景は、とてもきれいでしたよ。(※・。・※)ロマンチックやわ~



▲稲佐山から見た1000万$の夜景は

ため息が出るほどきれいでしたよ


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