第2号【気ままがいちばん、丸山ぶらぶら節】
いきなりですが、今、長崎ではある映画が大きな話題になってます!それは9月15日、全国一斉公開される「長崎ぶらぶら節」! 何でも大正から昭和にかけての長崎での実話に基づくストーリーとかで、しかも吉永小百合、渡哲也という超豪華なキャスティング\(☆O◎)/wao! 地元では“長崎の宣伝になるばい”と、ものすごく期待されています。
数カ月前、長崎でロケがあった時も大騒ぎで、長崎市民全面協力体制で撮影が行われたのです。何を隠そう私もエキストラとしてちゃっかり参加。おくんちのシーンで、人垣づくりに協力しました! 映画初出演にして、ニ大スターと初競演!エキストラとはいえ、ありがたい体験。人垣の一番後ろの方だったので、まず映ってないでしょうけど、吉永さん、渡さんをたっぷり見る事ができたので、大満足ヾ(*^O^*)ノ …… 人生のイイ思い出として小さな胸にしまっておきます。そこで今回はこの映画の舞台となった「丸山」界隈についてちょいとご紹介。
「丸山」といえば、男の人が遊びにいくところ。江戸時代は、全国的に名を馳せるほどの繁盛ぶりだったのです。丸山へ通じる「思案橋」は、魅惑的な丸山遊女もとへ「行こうか、戻ろうか」と思案に暮れてしまったところから付いた名前。さらにその先にもうひとつ「思い切り橋」というのがあって、ここで「よし、行くぞ」と決意して渡ったというから、遊びに行くのもよほどの覚悟が必要だったみたい。 とはいっても・・・ ┐(´‐`;)┌ それでも行っちゃうのよね…。
さて丸山には当時の名残りを残す料亭「花月」があって、幕末には坂本竜馬や高杉晋作など当時の著名人がいっぱい通ってたとか。その一室の柱には竜馬が酔狂でつけたといわれる刀傷・・・「竜馬殿、なしてこがん場所で、刀ば振り回したと?」と、謎は深まるばかり。
▲料亭花月
そんな花月を後にして、芸者さんたちが所属する置屋をまとめた「長崎検番」、そして花月と並ぶ遊び処「中の茶屋」へ。いずれも古い木造建で、味わい深いものがありました。
←(”#)ジ~!
▲長崎検番
気ままに歩いた私の丸山ぶらぶら節。映画「長崎ぶらぶら節」を見ても、見なくても、結構楽しめる大人の観光スポットですわよ。(^.^)オホホホ。